自由律俳句で想像力は刺激できるか

せきしろさん × ピース又吉さんの本に感化されました。素人がひたすら淡々と、自由律俳句をつづってみます。言葉から、イメージや情景がブワッと広がるとうれしいです。

2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

自由律俳句その196

今日も、素人が自由律俳句(サラリーマンシリーズ)をつづってみる。 髪型の呼び方に世代間格差が出る 飛ばしすぎの社用車に不安を覚える

自由律俳句その195

今日も、素人が自由律俳句(サラリーマンシリーズ)をつづってみる。 店を決めるのに昼休みが半分過ぎたが 眼鏡を上げる仕草で思い出されている

自由律俳句その194

今日も、素人が自由律俳句(サラリーマンシリーズ)をつづってみる。 パソコンのファンの音にビビリすぎだ 膝カックンする相手は選んだ方がいい

自由律俳句その193

今日も、素人が自由律俳句(サラリーマンシリーズ)をつづってみる。 ページをペーシと発音する癖がある 引っ張るなポケットチーフじゃなくて裏地だ

自由律俳句その192

今日も、素人が自由律俳句(サラリーマンシリーズ)をつづってみる。 洗濯されると困る方の名刺だった 引っ張るだけ引っ張って不契約

自由律俳句その191

今日も、素人が自由律俳句(サラリーマンシリーズ)をつづってみる。 書いているのは前々回の議事録だ 役員からの変な土産を笑顔で受け取る

自由律俳句その190

今日も、素人が自由律俳句(サラリーマンシリーズ)をつづってみる。 コピーの速度を上げたのは部長が通ったから 自社ビルかどうかそんなに気になるか

自由律俳句その189

今日も、素人が自由律俳句(サラリーマンシリーズ)をつづってみる。 裾直しの長さを自慢されても困る メールの署名にそして伝説へと書いてある

自由律俳句その188

今日も、素人が自由律俳句(サラリーマンシリーズ)をつづってみる。 威圧役というポストを初めて知った パソコンの電源オフ忘れで始末書三枚

自由律俳句その187

今日も、素人が自由律俳句(サラリーマンシリーズ)をつづってみる。 やけに遠回りなルートで通勤申請している 犬の首輪では施錠にならないと思うが

自由律俳句その186

今日も、素人が自由律俳句(サラリーマンシリーズ)をつづってみる。 猪突猛進と言いたいだけのようだ カタカナ用語が間違っているがそっとしておく

自由律俳句その185

今日も、素人が自由律俳句(サラリーマンシリーズ)をつづってみる。 大丈夫爆発するパソコンなどない ネクタイに醤油がついても怯まない勇気に拍手

自由律俳句その184

今日も、素人が自由律俳句(サラリーマンシリーズ)をつづってみる。 この時間帯は洋式トイレで寝ているはずだ 鬼軍曹のわりには細い

自由律俳句その183

今日も、素人が自由律俳句(サラリーマンシリーズ)をつづってみる。 ついに着ぐるみの仕事が回ってきた 昼食時だけ下僕のふりをする

自由律俳句その182

今日も、素人が自由律俳句(サラリーマンシリーズ)をつづってみる。 こんな大人数でプレゼンに来るとは 発言しろという意味だろうが目線が怖い

自由律俳句その181

今日も、素人が自由律俳句(サラリーマンシリーズ)をつづってみる。 社内でヒートテックを着て倒れそうになる 迷彩コートは似つかわしくないと自粛

自由律俳句その180

今日も、素人が自由律俳句(サラリーマンシリーズ)をつづってみる。 ためていたプチプチがロッカーを占領 名前だけでいいからという説得に負ける

自由律俳句その179

今日も、素人が自由律俳句(サラリーマンシリーズ)をつづってみる。 歌舞伎風にタクシーを止めたが運転手はスルー 念のため確認して怒られる

自由律俳句その178

今日も、素人が自由律俳句(サラリーマンシリーズ)をつづってみる。 席の引越で分不相応な椅子が回ってきた 遅刻者が到着するたびに乾杯

自由律俳句その177

今日も、素人が自由律俳句(サラリーマンシリーズ)をつづってみる。 おかきを触った手で契約書を触るな 食べたくないメニューだが部長に合わせて挙手

自由律俳句その176

今日も、素人が自由律俳句(サラリーマンシリーズ)をつづってみる。 緑化計画は屋上だけで終わったようだ 顔文字で囲まれたメールの署名

自由律俳句その175

今日も、素人が自由律俳句(サラリーマンシリーズ)をつづってみる。 つまり強制残業だな 始業直後は今朝の星占いの話題から

自由律俳句その174

今日も、素人が自由律俳句(サラリーマンシリーズ)をつづってみる。 グループLINEが多すぎて業務連絡を間違える ここを掃除するのは多少勇気がいる

自由律俳句その173

今日も、素人が自由律俳句(サラリーマンシリーズ)をつづってみる。 重要書類が見事に資料の山の一番下にある コンパニオンという単語に弱いようだ

自由律俳句その172

今日も、素人が自由律俳句(サラリーマンシリーズ)をつづってみる。 超の次はヤバイがマイブームの五十八歳 億単位の誤発注でもケロッとしている

自由律俳句その171

今日も、素人が自由律俳句(サラリーマンシリーズ)をつづってみる。 部長と呼ばれてもおかしくない老け方 何でもかんでも人事査定に結びつけている

自由律俳句その170

今日も、素人が自由律俳句(サラリーマンシリーズ)をつづってみる。 私服姿は見たくなかった 真っ赤な勝負靴下で商談に来た

自由律俳句その169

今日も、素人が自由律俳句(サラリーマンシリーズ)をつづってみる。 名刺交換だけで十分近く過ぎた バイク便の人にだけは上から目線

自由律俳句その168

今日も、素人が自由律俳句(サラリーマンシリーズ)をつづってみる。 革靴から明らかにブカブカの音がする 接待要員だと勘づいたようだ

自由律俳句その167

今日も、素人が自由律俳句(サラリーマンシリーズ)をつづってみる。 演目がどじょうすくいに決まりかかっている 下ネタを言わせようと必死の形相で